2012年1月26日 (木)

ほんまもんのみたらし団子。

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少し前の話になりますが、京都の下鴨神社の近くにある「加茂みたらし本舗」に寄って来ました。

このお店が提供しているものが「みたらし団子」の元祖といわれているのです。

みたらし団子の「みたらし」とは「蜜垂らし」だとずっとそう思っていましたが、

「語呂」としては正しいかもしれませんが、語源は下鴨神社の「御手洗場」だったのです。

「御手洗」と書いて「みたらい」と読みます。

御手(みて)・洗(あらい)が縮こまって「みたらい」です。

古文表現で「御手洗す」場所なので「みたらし」になるのです。

だから漢字で正しく表記すれば「御手洗場団子」ということになります。

 

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平安時代以来、祭事を司る巫女さんがお清めをする場所が「御手洗場(みたらし)」なのです。

その御手洗場で夏場に「御手洗祭」があるのですが、なぜかその祭りの頃にだけ

御手洗場に水泡が湧き上がるらしく、

その水泡の形を模したのが「みたらし団子」なのです。

加茂みたらし本舗のみたらし団子は水泡のように小ぶりな球の団子で、5つ、串に刺さっていました。

上品でしつこさのない味わいでした。

トイレのことを品よく「お手洗い」という慣習があるから(それこそ神社のお清め場にかけているのですが)

「御手洗場団子」と表記してはちょっと食べたい気持ちにはなれないですよね。

2012年1月16日 (月)

そんなんべつにええやん、の大罪。

15日、鏡開きして、正月飾りを近くの神社へ持参して、
とんどの火にくべていただいた。

独りで生活している僕の鏡餅なんて、
スーパーで買える二段のお餅の格好してるプラスチックに中に
丸餅の個包装がはいってるようなものにすぎない。

とはいえ、独りだからと何もせず済ましていると、
自分がダメになるような気がして、
むしろ独りになってからほうが、季節の行事を意識して、
スーパーの出来合いのおせちであっても正月には頂き、
多少いい加減な調理であっても、白味噌の雑煮はこさえて食べるし、
今年は七草粥は作りそこねたが、
節分には巻きずしを買って、歳の数だけ豆を喰らうつもり。

とんどにくべられる正月飾りが今時は
火に入れる前に地域の人がボランティアで分別作業してくださっていた。
何にもせえへん僕にはこの寒いのに申し訳ない思いでいっぱいになる。

それを見ていて、年の暮れにも感じたことを思い出した。

自分も飾っていたパックの「なんちゃって鏡餅」。

スーパーで買い求めて、フタを開けると、
ご丁寧に説明書があって、飾り付け方法が書いてある。
幼い子供でも完成させるのに数分でできてしまう内容だ。

でも、どうも腑に落ちない。

ちがうやん。

僕が子供の頃から見てきた鏡餅の飾り付けはこんなんやない。

大阪ではダイダイの下に干し柿の串を置いて、
こぶ(昆布)を垂らす。
三宝にウラジロを敷いて、餅を載せる。

なんちゃって鏡餅にはそれなりに、どこかの風習に基づいて、
意味のあるような「ありがたい組み立て方」は書いてある。

でも、それはやっぱし「どこか」の風習にしかすぎぬ。


せめて、このなんちゃって鏡餅、
「関西仕様」にはしてもらえないものか。

ダイダイも模型なのだから、串柿やこぶやウラジロも模型でも構わない。

そんなん、べつにええやん。

便利な方がええやん。

そう思う人は多いだろう。
でも、文化はそういう僕らのいい加減さで損なわれていくものである。

鏡餅とて地元の人や家族が先祖代々、
それこそ百年以上は意味を持って守ってきたものである。
それを便利の一言で、大手メーカーの商売の都合で、
私たちの世代で葬り去って本当にいいのだろうか。

コンビニで見かける「メンチカツ」にしてもそうだ。
関西では「ミンチカツ」と呼んできて、
僕らが子供の頃はその呼称を使う東京方面を物笑いにしてきた。

物笑いはよくないかもしれないが、
全国画一的に「メンチカツ」にする理由は何だ。
それはただ商品管理しやすい、売り手の都合やろ。

ささいなことかもしれないけれど、
地方分権が叫ばれるいま、文化は「東京文化」を分割するような
そんなつまらんことであってほしくはない。

と、思いながら、焚きあがる火に手を合わせた。

2012年1月 1日 (日)

謹んで初春のお慶びを申し上げます。

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「友達」にしてくださっている皆様、
フォローしてくださっている皆様、
サークルに加えてくださっている皆様、

また現在過去にこの不細工男と面と向かってお付き合いくださり、
いまなおその消息をご心配くださっている皆様、

本年もなにとぞshinchayaをご贔屓賜りますよう
よろしくお願いいたします。

暗いことの多かった旧年でしたが、
今年は互いにこの暗闇を打ち破り、
明るく楽しい年にしようじゃありませんか。

さて今年も元旦の朝も早よから初詣に行ってまいりました。

しかし不覚にも
念願の下鴨神社の元祖のみたらし団子やさんが元旦休業だったばっかりに、
調子が全く狂ってしまって・・・

“o(><)o”くう〜!

そのあと12時間、京都市中を駆けずり回り、
気がついたら有名無名(無名と言うても一部ヲタクには超有名)合わせて
6社も参拝しましたが、

なにぶん今宮神社のあぶり餅にはありつけたものの、
やはり下鴨神社の元祖のみたらし団子やさんが元旦休業だったばっかりに、
狂ってしまった調子は立て直すことが出来ず・・・

ああ o(>< )o o( ><)o 悔しい!

毎年決まって家に飾る破魔矢がありません。
お守りも無名(繰り返しますが無名と言うても一部ヲタクには超有名)な神社のものを一つだけ。

6つも参詣したのだからご神徳はないことはなかろうとは思いますが、

何といっても下鴨神社の元祖のみたらし団子やさんが元旦休業だったばっかりに・・・

( ̄□ ̄」)」☆o(><;)○”くやしい!

元旦早々不安な幕開けとなりました。

冒頭の写真は伏見神宝神社の神龍土鈴。

20120101_02 伏見神宝神社は伏見稲荷大社の摂社で龍神様をお祭りしています。
例年どおり干支に縁あるところを選んで参詣しました。

奈良の神社に比べて、京都の神社は願いごとの対象が明確で、
理路整然というか、システマティックというか、
人工的な雰囲気が僕は気持ち的に苦手で
とくに伏見のお稲荷さんはその思い最たるところですが、
神宝神社は夕方遅くに行ったせいか、
麓の朱塗りのギラギラした社殿とは対照的に
暗がりの山中にぽっかり浮び、いかにも龍が住まわっている雰囲気を感じました。

龍は「水神様」と同一で水源に祠を立てて祀られるせいか、
貴船にしろ、那智にしろ、山深い、険しいとこばっかしで、
都会から行くのはどこもたいへんですね。

どうして海のほうが水がようけあるのに、そんな山に籠らはらんでも、
図体もでかくていらっしゃるのにねえ。

 

あと、今宮神社では拝殿から大鳥居まで参拝待ちの長蛇の列が、
整然とあったのには驚きました。
最近はどこも皆行儀がよいのかなぁ?
やっぱし京都やからかなぁ?

今宮でも大阪の今宮のえべっさんの様子からすれば想像を絶する光景です。
思いがけず時間をロスしました。

 

本日参詣したおみやさん。

下鴨神社・九頭竜大社・今宮神社・許波多神社・伏見神宝神社・瀧尾神社

瀧尾神社に至っては、もう寄っただけ・・・真っ暗、社務所も閉店。

2011年12月11日 (日)

「Happy Feet 2」、観てきました。

「Happy Feet 2」、観てきました。

あのかあいいマンブルの物語の待望の続編です。
しかも今回は3Dで。

子供向けに日本語吹替え上映は各映画館で頻繁にかかってるんですが、
大人向けの字幕版は大阪では大阪ステーションシネマのみ!
しかもアサイチか、最終の上映のみ。

僕が観た10日の20:40からの最終上映で、観客は数名でした。

並行してすすんでいくオキアミコンビのストーリー、
声優をブラピ、ブラッド・ピットがつとめています。
これは字幕版だけのお楽しみです、

3Dってやっぱし凄いですね。
3D映画自体みるの、今回がはじめてだったんですが、
わずか10分ほどのTweetyのおまけアニメで、目前に迫りくるキャラクターに驚嘆の連続で、
本編前にもうおなかいっぱいになりかけでした。

前回披露された圧倒的リアリティなキャラクターと南極の氷の景色が3Dで一段と魅力的でした。

ただ、欲をいえばねえ、

今回の主人公エリックがパパになったマンブルとゾウアザラシのボスと対峙するシーンで
涙を誘われる名シーンもありましたが、

そんなに物語としてつくりこみをしなくても
前作のような笑いの要素満載でキャラクターたちが歌とダンスを披露してくれるほうがよかったのになあ。

エリックもヒナの頃のマンブルより顔つきも擬人化が進んで、個人的にはもうひとつって感じでした。

2011年11月 3日 (木)

「カーネーション」

毎朝、出勤前に「カーネーション」を見ています。

コシノヒロコ、コシノジュンコ、コシノミチコ姉妹の母であり、
2006年に92歳で他界されるまで現役のファッションデザイナーであられた
小篠綾子さんの半生を脚色したドラマです。

前作のドラマ「おひさま」同様に女性が市民権を得ていくストーリーでもありますが、
洋装・洋裁に人生を捧げていく主人公・糸子や師である根岸さんのセリフに
元アパレル社員だった僕はかなり思い入れや刺激を感じたりしています。

このドラマの放映以来、コシノ姉妹がそれぞれにTVで見かけることも多くなっています。

「デザインは若い人のほうが感性が優れていて、よいものをつくる」

私たちデザインにかかわるものを扱う現場ではよく皆が口にし、耳にすることですが、
70歳前後でいまも自ら図案を起こし、生地を裁ち、針をとる現役デザイナーの三姉妹を見れば、
そんな理屈は根拠のない嘘っぱちであることがわかります。

彼女たちと同世代で交流もあるタケオ・キクチ、菊池武雄さんも、
仕事のほとんどを若いスタッフに任せていても、その出来に納得がいかなくて
自らデザインルームでひき直された菊池さんのデザインにはとてもかなわない
という話題もほんの最近聞いた話です。

またデザインというものはそもそも「思いつき」でするものではありません。
私たちが心を動かされるデザインは配色やレイアウトの規則性の美しさがあるからです。
その基礎は勉強すれば誰でも身につくものです。

仕事も芸術も才能ありきだということも、世間では皆口々にそういいます。

「自分の才能は努力で引き出すものである」とコシノヒロコさんはおっしゃいます。

私たちはできないことをすべて「才能」のせいにして、
本当は才能を引き出すための「勉強」や「努力」を厭っているのではないでしょうか。

そんなこんなを思い巡せて、襟を正そうと毎朝思うきょうこの頃です。

2011年9月18日 (日)

やっぱし、やかましかったわ、あのタコ焼き屋。

大和西大寺の職場から歩くこと十数分。

あったわ。
派手な店構え。
看板屋兼務やから書きたい放題。

わ、ほんまにいてるわ。
リーゼントに赤ジャケの店長。

あんまりかかわらんと食うだけにしとこ。

先客帰った。
や、ヤバい。

なんで来たか?
「せやねん」で、みるきーが食べてたからや。

なんか、奥のTVで自分の出演番組の録画まわしはじめよった。

みるきーちゃん見て来てくれてありがとう〜とか
スタンドマイクで歌うで、突然。怖いわ。

来た来た。
冷やしタコ焼き。

うるさいて、食べ方の解説。
そんな山盛りのかき氷、
バランス悪すぎるやろ。

でも、冷やさんでも、タコ焼きそのもの、
めちゃめちゃ旨いやんけ。

でも最後は普通の人に戻らはって、
こっちもFacebookの活用をおすすめしてた。

そんなタコ焼き屋さんですが、
是非行ったげてください。(^^)

ロックンたこ焼ロール・フトマル。

@大和西大寺駅ひとつ西の踏切から北西にぎゅーんとカーブしてるバス道を、
途中で踏切越えて道なりぐあーといったら、
左手にみえるトコ。

写真?

ないねん。
圧倒されて、忘れてました。(^^;)

フトマル
奈良県奈良市西大寺赤田町1丁目2-14
TEL:0742-53-0335
営業時間 11:30~19:30(予約の場合延長可能)

追記: か、書いてやがる・・・。

2011年8月20日 (土)

えぬ・えむ・びーにまつわるお題、その2。

「ぷっちょ」の企画シリーズ商品のおまけで、
AKBのメンバーをデフォルメした「AKBちょ」にNMBのみるきー・渡辺さんが追加されたので、

仕事帰りについ数箱、ぷっちょを買いました。

でも、そうそう期待どおりにいくまでもなく、
AKBのほとんどよく知らないメンバーばかりが手元に残りました。

ネットで調べてみると、「AKBちょ」のコレクターどうしの交換場所がいくつもあり、
mixiのなかにもあって、

交換を求める声のなかに、
僕が持ってるこのよく知らないメンバーを熱望していて、
先方の提供にこちらの希望の渡辺さんをあげているひとが数名いたので、
声掛けしあって、等価交換が成立しました。

驚いたのは今回の交換相手の3人全員が女性だったこと。
そのなかには小学生の女の子も混じっていて、
AKBというグループがオタクな男どものアイドルだけではなく、
女性のかたにも支持され、女の子たちの憧れであることに、
このAKBとその傘下グループの凄さをあらためて感じました。


さて、交換はそれぞれ順調にすすんだのですが、
そのうちの1人がこちらからの現物を受け取っているにもかかわらず、
いっこうにこちらに交換品を送ってくる様子がない。

しかし当人はmixiで日記を継続している。

mixiのメッセージ機能で、状況について質問したが、
これにもいっこうに応えることもなく、その日以降も日記を書いている。

少し気は引けたが背に腹換えられず、
可能だったので日記のコメントに回答を求める旨の内容を書いたら、
次の日、アクセス制限をかけられました。


ご推察のとおり、すでに僕の手元には希望のおまけが2つもあったので、
あとひとつが無くて困ることでもなかったのですが、さすがに不愉快極まりなく、

しょせん、どうも学生のようで、これは見逃して
いつか良心の呵責にさいなまれてくれればよいかとも思ったのですが、

この子が常習か、あるいはこれに気をよくして常習になるのも許しがたく、
法的な制裁の可能性の示唆で社会勉強してもらおうと、内容証明郵便を送りつけました。

郵便局未配達保管の期限が迫っていたとき、
ようやく先方の受領の報告が届き、翌日現物が僕のもとに届きました。


内容証明郵便は相手と自分と発郵便局保管分の3通の内容書面の作成と、
書留配達を絡めるのが慣例で、そんなこんなで千円ちょっとかかってしまい、
ずいぶん高くつく交換になってしまいました。


今回は相手の住所がわかっていたこと、
そこに本人の実在の可能性が高かったので幸い現物を手に入れることに至りましたが

たとえばネットオークションで落札して先に支払い振込は当たり前だし、
交換ならこちらが先に現物を送ることは普通にあるので、

相手が金銭や現物を取得した時点で、ドロンパされる可能性がないかといえば、それは十分ありうる話なんですよね。

もちろんネットでなくても、
実在する相手を目の前にしないで取引することの危険さをあらためて考えさせられました。

えぬ・えむ・びーにまつわるお題、その1。

お盆休みの最終日だった16日に、
NMB48劇場の入場チケットがようやくはじめて当選しました。

でも、公演メンバーがあとから発表されて、
一番見たかったみるきーこと渡辺さんの出演はないことがわかって、残念。

でも、人気メンバーのひとりのアカリンこと吉田さんの「生誕祭」という特別な公演で、
彼女を推してるファンでチケットが取れなかったひともたくさんいるだろうに、
なんとも申し訳ない気持ちで、
でも、見ないわけにはいかないので、観衆とともにお祝いさせていただくことにしました。

以前にも書きましたが、10代半ばにしてここまでかと、
レッスンを積んだ磨かれたパフォーマンスは今回も圧巻でした。


すべての演目が終わって、アンコールで、
ケーキの前に立つ、きょうの主役のアカリンに花束が贈られ、
仲の良いメンバーと本人のお母さんからの手紙が読み上げられたあと、

吉田さんが


「毎日お菓子も食べれんくて、お家も帰れんくて、辞めたいと思ったことは何度もあって・・・」


と涙ながらに正直な気持ちをはいたくだりでは、もう僕みたいなおじさん世代は駄目ですね。

「そうか、そうか」とこっちも目の前洪水になってきて、えらいこっちゃでした。o(T^T)o


NMB48ともなると、僕から見れば、
恋愛対象には見えないで、歳の離れた妹か、年齢的には娘でもおかしくなくて、

公演後は出演メンバーとのハイタッチで送迎されるのですが、
どうも昔、子供服屋さんで年下の女性スタッフたちの上に立ってたせいか、
反射的に激励されずにはおれず・・・ヾ( ̄▽ ̄ゞ)


気がついたら「剥がし」スタッフに強制的に押し流されてしまう始末。

(* ̄  ̄)c<|||▽ )


しかし、終始楽しい。
すごく計算されたエンターテイメントですね。

これはまた観に来たくなるのも仕方ないですね。
歳が近いコならたまらんでしょうね。よーできてますわ。


とりあえず、みるきーに送迎される日まで、もう一回は来たいかなあ。

2011年8月13日 (土)

親鸞展、阪神百貨店でやってます。

神様仏様の「役目が終わりました」ってことになったら、

皆さんどうしますか?


科学の進歩で、不可思議の解明が行き尽くす今日さえも、
普段から自力で叶いきれない思いを神仏に託しているひとは決して少なくはないはずです。


ましてや今年のような未曾有の大災害があって、
批判は山ほどあるでしょうが、
さらに政治がまったくで機能してなくて、
その上医療もままならないなんて事態なら、

不安で不安で希望もなくなるでしょう。


じつはそんな時期が源平合戦のあった平安末期にはあったのです。

国政が乱れ、不作で食糧危機にもなり、人々が飢えや病に苦しんでも救いもない。
それは仏教が説くところの末法のとき、つまり仏の教えの有効期限が来たからだと、

そう解釈されていたのです。


そんな時代に両親と離別死別していた9歳の少年は、
煩悩なき悟りの境地を夢みて、比叡山に上がります。
しかし20年の命懸けの苦行を積むものの、煩悩を失うことはないと、
失意して山を下り、京に至ります。


そこで出会った生涯敬い続ける師・法然に出会います。
師は阿弥陀如来は身分善悪の区別なく、
人々みんなを極楽浄土へ迎えてくださる仏様であり、
ただ南無阿弥陀仏とさえ唱えれば、その約束が成されると説き、

師のもとにはいつも貴族も町衆も農民も乞食も、老若男女の人だかりができていました。

その教えには人が煩悩を抱えいても、何も問題視していないのです。

彼は師に入門し、
当時仏門にあってはご法度であった結婚もします。

師弟らは旧来の仏教派から強い迫害を受け、
朝廷にも疎まれ、流刑も経験します。

しかし彼は自らは俗人でも僧でもないと名乗り、
恩赦が成っても師の教えを流刑先の越後から、さらに関東まで伝え歩きます。


そして60になって京に帰り、師の教えを数々の仏典に照らして書にまとめ、
さらに教えを歌に変え、
町衆や農民に教えをわかりやすく、永く親しまれるかたちにまとめます。

また全国の教え子たちと文を交わし、その教えの解釈を都度都度正していくことを欠かしません。

親鸞のおかげで仏教は今日のような、誰にも身近なものになりました。

心配事、願い事、
ちょっと悪いことした思いにナンマイダするようになったのは、
法然、親鸞のおかげです。

人生に何があろうとも末には阿弥陀さまの浄土に行けるんだと、
みんなに生きる希望や勇気を見出だすように説いたのです。

死んで後の幸せを思うのはいまはきっとナンセンスだと笑うひとも多いでしょうが、

悩みや迷いがあることを恥じることはない、
約束された来世があるならばこそ、
思い切って何があろうともかするのも悪くない。

なにかと不安の多いこのご時世、
参考にしてもよいかも知れません。

2011年8月 1日 (月)

禁じ手。

買取店にAKBやNMBのCDが棚に大量に並んでいました。

NMBのCDは2週間前に出たばかりです。

オリコンの週間トップをとって、
女性でデビューシングルの金字塔をたてたとか、噂の代物です。

劇場ショップでしか買えない限定版も死ぬほどありました。

購入した男性たちの目当ては握手会参加券で、
それにお金を払ってるのであって、
CDは1枚あればそれでいい。
そう思っています。

押しメンとやらの贔屓の彼女との数秒の握手で、
自分を覚えてもらうことに必死なのです。

数秒やと足らんから、もっと握手会券が欲しくてCDを買うのです。

そのエネルギー、向け先がなんとも惜しい気がしますが。

彼らに正統な評価をされているか知る由もありませんが、
ステージを実際に観たことのある僕自身は
磨きこまれた彼女たちのパフォーマンスはお金のとれるエンターテイメントだということは疑いません。

事実、魅力的で応援していってあげたいと思う子だって見つけました。

大島優子さんが買い占めの大量投票も私たちへの愛にはかわらないと言ってのけたことも正しいと思っています。

しかし彼女たちのCDの売れ方、
もとい、この消費のされ方で
楽曲の評価としてよいと思えますか?

それこそ蓄音機の時代から、才能や努力で歌ってきた国内外のアーティスト、

路肩で声を張り、メジャーを夢みて、
自分のCDを手売りする子たち。

その一枚の重み。

冒涜してないかよ、秋元康。
おまはんもその世界でいままで、おまんま食わせてもうてきたのやろ。

血道あげる男子諸君もその冒涜の意識、
感じてもよくはないか。

2011年7月18日 (月)

#hanshin 若林忠志さんの特別展示を観に。

甲子園歴史館に若林忠志さんの特別展示を観に行きました。


70周年の大阪歴史博物館のタイガース展以来、
阪神球団は大量の主力選手を毎日へ引き連れていった裏切り者という、
昔のファンの思い込みへの迎合を捨てて、
若林さんのタイガースへの愛や貢献を正しく評価するようになったようです。


ただ今回の展示はちょっと薄っぺらかった。
少ない展示物の一つ一つは彼の功績を語る上で意味のあるものばかりではあるのですが、


たとえば、少し前に南海の鶴岡さんらと取り組んだ野球教室の記録映画とか、
同時に発売になった、若林監督率いるダイナマイト打線のゲームの映画を流してくれれば、
若林さんの肉声とその在りし日の姿は観る人に、もっとリアルに、
彼の人となりを伝えることができたんじゃないだろうか。


寄せ書きの色紙が数点あったけれど、若林さんのほかにたくさん
当時の球界のスターの名前があるのに、歴史館のスタッフは若いひとたちで、
読み取ることさえできなかったのか、
ちゃんとその御仁たちの名前を漏れなく列記すれば、
若林さんが球史に残る名選手たちとしのぎを削り合ったのがもっと伝わる。

とても意味はあるのですが、ちょっと残念な展示でした。

 


 


さて、話はまったくかわりますが、歴史館の帰りに、
かねてから、球場の近くにおいしいかつ丼を出す食堂があるとうわさに聞いていたので行ってみました。

20110718_01

えー。
これが並・・・


せやから、小でいいか?と聞いてきたのか・・・

山鉾巡行。

初めて観てきました。

ちょっと寝坊して、8時半を過ぎて、「辻回し」の四条河原町の交差点あたりに着いた頃には場所取りで座り込む人でぎっしりでした。

うるさいガードマンの声を聞かされながら、
このへんでいいかと、おろおろしてると、警察官らが仕切りロープを張り巡らし、
幸いその内側に入れました。
さらに立ったまま待つこと約1時間。

車道へ出て座り込んでいた人たちが警察官らの要請に抗う様子も見せられ、

突然座り込みしていた人たちが一斉に立ち上がり、詰めて列が変わったり、

横にいるおっちゃんがうちわを僕の肩横に差し入れ、変に力を入れて動かせないように踏ん張る、よーわからんこととか

いろいろあって、9:20
北西角の信号機が作業員に折り畳まれ、

通りの南側が車両通行止めになり、観客に解放され、
9:45、裃をつけた人たちに先導され、長刀鉾が現れました。

20110717_01鉾自体、はじめて見ましたが、やっぱし実物は壮観でした。
この危なっかしいバランスと、
町で護ってきた歴史と、
割竹を敷いて、角を曲がらせる腕も、おそらくそう練習できるものではないし、
町衆相伝でずっと伝えられているであろう事実に、
凄いというしかありません。

函谷鉾、月鉾の通過までは観ましたが、
気温に体温が加わる気持ち悪い暑さで限界でした。

最寄りのテナントビルは地下の駅に通じているのに、
何故か階段が無く、地下へ降りるエレベーターが1機のみで、
しかも2階以上で満員で1階を通過していくこともあり、
一度、階上行きに載って上がって降りるようなことをして、地下の駅に辿り着くのに半時かかったかも知れません。

こういうのはイラチの大阪人の僕にはかなり我慢ならん感じでした。

でも山鉾巡行は懲りても、また曜日が合うなら、次回は宵山の夜に訪れたいと思います。

皆さんも近くならいつか行けると放っておかないでいるといつまでも行けませんよ。

そのうち僕のように一緒に観たかったが親や大切なひとがいなくなる可能性はありますから。是非。

♪うちのとこにあいにきて

お正月から一度観たくて、ずっと抽選応募していたのですが、
まさか当選して初めて観るNMB48のステージが、じゃんけん予選になろうとは思いもよりませんでした。


じゃんけんトーナメント前には発売が間近な新譜など数曲が披露されました。
恒例のテーマは新人の2期生たちによるものでした。
繰り返し練習を積んだ彼女たちのステージは質の高いプロの演技です。
これを見て楽しい気分にならないひとはいないでしょう。


通常の劇場では交替のお休みやメディア出演などで出演メンバーは毎日異なるのですが、
フルメンバーが見られるじゃんけん大会は貴重な機会だったみたいです。


NMBのエース格は神戸屋のパンのシリーズにもなった(笑)、
渡辺さん、山本さん、山田さんの3人。


山本さんと山田さんは過去にメジャーデビューするところまで上り詰めた経験があり、
もともとプロ根性のある彼女たちを得たことでNMBは成功できるイメージが描けたのではないでしょうか。
他の上位メンバー teamNの面々とは存在感が別格です。


渡辺さんはアイドル好きが高じて、自らもそうなりたくてダンスレッスンに通っていた、
他のメンバー同様のアマチュアでしたが、
卓越したセンスと愛らしい見た目と性格で、
この子はAKBの前田さん同様に作為的にスターの位置が約束された存在だと思います。


女の子たちは渡辺さんを目標にするでしょうし、
将来的にはファンの支持によるアンチキャラクターが生まれるかも知れません。


ブログで熱心にファンにメッセージを送りつづけるのは、よしもとがブログ旅芸人のノウハウでも伝えたのでしょうか?
コアなファンを虜にする、地方アイドルの技を心得ているし、
人懐っこさと、奈良育ちのおっとりさはどこへ行っても敵をつくりにくい気はします。

僕もすでに心をもっていかれています。笑


この3人はこの一大ブームが過ぎ、NMBが忘れられたとしても、
関西を中心とした芸能シーンにきっと残れるでしょう。

僕はAKBには一般の人の普通の関心以上のものはありませんが、
NMBの子たちが努力でそのメジャーのステージの一角に立てて歌えるのなら、
応援してあげたいと、

そう思えたステージ観賞でした。


同席したファンのオタ男子たちですが、
僕の服についたゴミを声をかけて取りにくるとか、
優しいというか、お節介で。
とてもよいことをしているのですが、
このあたりの心のさじ加減がわからないところがオタ男子のあかんところですね。

よく知られる、AKBファンが何枚もCDを買いこみ、
足しげく全国どこのライブにも握手会目当てに駆け付けることですが、
学生は当然、独身親元社会人男子でも普通の資金力では無理に思え、不思議に思っていましたが、
話を聞いていると、

彼らにはそれぞれお目当てのメンバー、いわゆる「押しメン」がいるわけですが、
ライブ会場や劇場ショップでの買い物では、ランダム封入写真など、望まざるメンバーのグッズが手に入る機会が多い。

主催者側としては全てのメンバーを公平に扱う配慮なのでしょうけれど、
自分にとっての女神以外はどうでもよいので、
とくに人気のメンバーのものはヤフオクに出して高く売るのだそうな。

長けた奴はショップで人気メンバーのグッズを買い占め、SOLD OUTしてから出品してお金にし、
こうして軍資金は調達されるということらしい。

なるほど、おそるべしです。

学生身分のこいつら
社会人デビューしたら、どうなるんでしょうね。

そして日本国中通い詰める理由はただひとつ。
自分をその彼女に覚えてもらうこと。
会場でもわざと変なアクセントンで声援する奴さえいました。


やっぱし、そんなすごいエネルギーは絶対身近にいる素敵な女性に向けたほうがいいと思いますよね。

2011年7月16日 (土)

プロフィールを見直しました。

Facebookとプロフィールの見直しをしました。

削除した趣味などの情報をやめたとか、否定したわけではありませんので、
その方面でのお友達の皆様これからもよろしくお願いします。

人付き合いの鍵なので、これからもプロフィールはちょくちょく気にして調整していこうと思います。

2011年5月30日 (月)

#pt_movie 「プリンセス トヨトミ」観てきました。

JR大阪駅階上に出来た、大阪ステーションシネマで観てきました。
スタッフが黒のスーツでびしっと決めて、ホテルのロビーを彷彿させる、
高級なイメージで、なかなか素敵です。

チケット購入時にメンバーズ入会が通常観賞料金内でできてしまうことを
ちゃんと説明してくれなかったのが、ちょっと減点ですけどね。
観賞後の入会手続きすると損するようになっている。怒

さて、映画についてですが、
2年前に原作を読んだ時に、この作品はスケールがでかくて、
映像化するなら映画しかないだろうと言ってたのですが、
期待通り、かそれ以上のものになってくれてて、うれしいなあ。

しかもTVドラマ「鹿男あをによし」のスタッフが結集して
つくってくれたので、もう言うことありません。
またも原作上の男性キャラが綾瀬はるかちゃんに変わって、
万城目ワールドにまたまた不思議ちゃんのトッピングです。

さらにTV「鹿男」を観たひとには、観てほしい、
鹿男の小川先生役だった玉木宏さんが別役で出てくるところではなく、
ある人が、この人は「鹿男」に出てくる同一人物としてあっ!と一瞬、再登場。
2つの世界はつながっているという演出を、「鹿男」ファンにだけ見せてくれます。(^^)

これは原作小説でもおんなじなんですけどね。(アレンジされていますが。)

「鴨川ホルモー&ホルモー六景」と「鹿男」もつながっているんですが、
映画化した「鴨川ホルモー」は制作も配給も違うので、
こっちの繋がりエピソード部分のほうは永遠に日の目を見ることはないのかなぁ・・・

他府県のひとたちから見れば、いや私たち大阪生まれの人間から見ても、
大阪ならこんなことがあっても何の不思議はない。
まさにそんな馬鹿馬鹿しいことを本気の本気の映像にした作品です。

春に「さらば愛しの大統領」というよしもと作品がありましたが、
あの作品も大阪ならこんなことやりかねないと思わせる内容で、
しかも偶然でしょうか、クライマックスが同じような状況になるのは・・・。

「阪急電車」は兵庫・阪神間のおすましして、でも地元の人には普通の日常。
僕も大学の4年間はその周辺を往き来の生活でどこか懐かしいけれど、
でも大阪人としては「プリンセス トヨトミ」の世界観は、
馬鹿馬鹿しさも含めて、同感、これこれって感じです。

僕、親父がもういないので、正式な大阪国民です。

祖父は親父が若いころに急逝し、僕も親父と死に別れて、
わが家ではもうずっとあの場所へ連れて行ってもらうことが忘れられているのかも・・・なんてね。

大阪生まれの人、大阪育ちの人、大阪に住まいする人、
「鹿男あをによし」好きだった人、
是非、観てください。おすすめです。

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