« これからのSEOって。 | メイン | 謹賀新年。2013。 »

2012年12月23日 (日)

「Googleさんのいいなり」するのがWeb屋ですか?

今年の11月、ウェブエントリーズのお客様のサイトがさまざまなSEOを講じても
Googleの検索結果のしかるべき位置すら確保できない事態に陥り、
ウェブエントリーズもSEOを積極的なサービスにはしていないのですが、
あれこれでき得るお手伝いをさせていただいておりました。

12月になって急に状況が好転してやれやれでしたが、
どの施策が功を奏したか知りたくて調べていると、

パンダアップデートでもないペンギンアップデートでもないこの時期に
(Googleからの)アクセス数を激減して、人気のホームページやブログの管理者が嘆くという話がネットにいくつか見られました。

どうやらその原因はこの11月にGoogleがアルゴリズムのメンテナンスをしていたかららしいということがわかり、

推測するに、ウェブエントリーズのお客様のケースも、
Googleがアクセス数をカウントできない→順位の変動も起こりようがない
ということだったのではないでしょうか。

Googleのメンテナンスはこれまでも定期的なのか、ときどき行われて、
同様の現象はつど起きているらしいのです。

その仕組みを知ってか知らずか、この11月、SEOを生業とされている方は
「ほら、パンダやペンギンの対策してないと、こうなります」と謳い、
ちょっとした稼ぎ時だったようです。

会社でもSEOの専門書を買ったり、勉強会にも関心もって参加しました。
おかげさまで、腰の重かったサイト構築用のテンプレートの見直しが一気に進んだ次第で、べつに悪いことばかりでもなかったのですが・・・

 

ところで。

前回、内部SEOはもはやコーディングの一部であるとまで書いておきながら、
こんなこと言うのもなんですが、

Googleで検索にかからないようなサイトは商品価値が無い、
SEOを意識して、Googleの顔色をうかがいながら作るのがWebサイトという
いまのこの業界の風潮、そういう考え方はそもそも正しいのでしょうか?

じつは、そうじゃないんです。

Webデザインの手法がtableレイアウトがCSSレイアウトから変わったのは、
確かにこの流れを加速したのは、Google検索、
厳密に言うとその前にYahoo検索で情報を探すユーザーの習慣が一般化したことによるのですが、

その前にWeb標準、Webユーザビリティ、Webアクセシビリティという、
どの世代にも身体にハンディキャップのある人にも平等に閲覧、情報取得できるWebサイトを目指すという考え方があって、

たとえば目の不自由なユーザーがtableでレイアウトされたような、
見栄えだけの文章構造のないWebサイトでは音声ブラウザなどをつかっても
内容の読み取りが困難であること、

だからこそ見出しがあり、本文がある、文書としてのHTMLのあるべき姿にしよう。
だからデザインに関する記述は別個にしよう、というという方向性が、
コーディングをCSSレイアウトに移行させたのを忘れてはならないのです。

最近この仕事をはじめたかたは、実体験もなければ、教科書にも書いてないし、
誰にもそういうことを教わらないで来てるかもしれないですね。

 

また、当時はいまより業界の景気が良くて、
みんな、そんなことを考える心の余裕もあったのですが、
世の中不景気が進むと、私たちだって弱者だなどと言い出すようになるもので、
真に不自由しているひとたちの声が聞こえなくなるものです。

画像のaltに文章を詰め込んでも全文をGoogleのロボットが読むわけではない、
キーワードに扱われそうなものをあちこちコンテンツ内に書くのではなくて、
出現率なども計算することがSEOには欠かせない。確かにそうかもしれません。

 

でもSEOとデザインの見栄えだけを考えるのではなく、書くべきことは書いて、
文書構造をちゃんと意識して誰にもやさしいホームページをつくること、
至極当然なディレクトリ構造にすること、
それこそが、社会貢献だってちゃんとある、僕らの務め、
Web屋さんの社会的存在意義なんじゃないでしょうか。

事実、そういうホームページは閲覧も必然多くなるだろうし、
もともとWeb標準はGoogleの評価基準なはずなのです。

SEOが絶対とか、「Googleさんのいいなり」は倫理的にもおかしいことですよね。(もちろんGoogleさんにそのつもりはないのでしょうが)

 

そのWebサイト、ブラウザでスタイルシートを無効にしてみたら、
ちゃんと文書の論理構造になっているでしょうか。
あらためて、そういうことを気にしてつくっていきたいものです。

フォトアルバム

早希ちゃん、がんばれっ。

  • ロケみつ 稲垣早希のヨーロッパ横断ブログ旅

関どコ猛虎会。

Cereza関どコ。

ピラティスをはじめよう

認められたい。

twitteます。

Powered by Six Apart
Member since 07/2008