茶ぁ。 Feed

2013年3月 9日 (土)

静岡みやげの新「茶」っ

伊右衛門が綾鷹を目の敵にして
「急須のお茶に足りないのはなんたら、かんたら・・・」
というCMをやってる。

長らく日本茶(緑茶)飲料に関しては、伊藤園「おーいお茶」とサントリー「伊右衛門」の一騎打ちで、

それをキリン「生茶」が追いかけて、
JT「辻利」は個人的には好きなのだが、さすがにスーパー、コンビニでの販路が弱くてイマイチ。

コカコーラは日本茶に関しては何度もブランド名を変えて挑戦するも、
完全に箸にも棒にもかからなかったのが、「綾鷹」を得て、
少し少量で値段高めでお高くとまっていたのが、現在の価格帯に下がってから、
ようやく様子が変わってきたようなのだが、

まだまだ伊右衛門のほうが綾鷹より売れてるような印象だけど、
ともに京都の老舗の冠を背負ってるので、メンツ争いなんやろな。

京都だ宇治だと銘打てば、茶を使ったお菓子やらなんでも
本格的で旨そうな感じになるけれど、 お茶の産地でいえば、静岡のほうが作付面積といい、
スケールは倍くらい違う。

京都・宇治は平安京の歴史とともにあって、
静岡は江戸幕府が倒れて、ちょんまげと刀を失った武士(士族)のために、
明治新政府が茶づくりを奨励したことに始まる。

以前にも書いたが、
「静岡茶」はその時代から純粋に静岡県産のお茶の総称で今日まできているが、

京都の「宇治茶」も、いまでこそ京都府内の茶に限った名前にしようとしているが、

じつは茶商が京都以外の隣県からの茶葉も組み合わせて、
味を追求してきた歴史がある。

現実、宇治茶の名産地、京都の和束町近辺と大和茶の月ヶ瀬は
同じ山の北と南の位置関係で、
いまでこそ、奈良県が県産品として大和茶をアピールするようになったが、
この生育環境で区別しきってやろうというのが、無理な話。

 

 

で、ちょっと話はそれたが、

静岡のお茶の挑戦みたいなものを見つけた。

 

 

・・・って、ほどのものかな?笑

 

 

なんばの道具屋筋にある物産品を取り扱うお店の「地サイダー」のコーナーにあった

静岡県の「しずおかコーラ」、「お茶らむね」なるものが、

お茶屋の息子としては無関心ではおれなかったので買って帰ってきた。

Img_0188

ともに静岡の木村飲料というメーカーの商品で、
たまたまだけれど、スーパーの「ライフ」などでハウスブランドの炭酸ウォーターなどを製造してる会社だということがわかった。

茶業関連の会社というわけではないみたい。

 

 

飲んでみた。

しずおかコーラ

Img_0189

 

 

グラスに注ぐ。コーラによくあるような匂い。
茶香がわからない。

Img_0190

 

 

小さめの白磁の腕に注いでみる。
ガラスではちょうどいいように見えているが、着色された不自然な青さが際立つ。

Img_0191

 

 

静岡茶はその代表である深蒸し茶の濃い緑色が印象的で、これを表現するための苦心ではあると思う。
茶香はまだわからない。

瓶口では、嗅いでみると、茶香がしているようだ。
味もお茶らしい苦渋味が全然ない。単にウケ狙いで、かつ子どもでも残さず飲みきれる味にしているだけのものかな。
かなり残念なレベル。

 

 

 

お茶らむね

Img_0193

 

 

自然なお茶の黄緑色は白磁の腕に注いでみてもそのままで、瓶口で感じる茶香は鮮明。

Img_0194

 

 

甘さにお茶らしい苦渋味も感じる、東南アジアの砂糖入りの緑茶に似た味わい。
飲んだあともラムネを飲んだあとの口に残る甘さがお茶で一掃されて、何も残らない。
なかなかええやん。

さすがに地元の人がすすめるような、また繰り返し飲みたいクオリティではないが、
静岡土産としては、たとえば京都の八ッ橋にはほど遠いけど、大阪のたこ焼き味のお菓子くらいの話題とそこそこの満足が引き出せる商品かな。

2010年11月14日 (日)

宇治茶と大和茶。

西大寺さんの大茶盛に大和茶ではなく宇治茶が使われていて、残念、なんてことを書いたことで、ちょっと反省したいことがあります。

電車やバスの交通網で府県の位置イメージをもつことに慣れていると、気づかないことがありますね。

栄西上人が明恵上人に託して種蒔きした栂尾を起源とする宇治茶の、最大生産地は宇治田原や和束、南山城で、じつは南山城は奈良の月ヶ瀬と隣接していて、地理的にはおんなじ山間部。
月ヶ瀬は大和茶の原種茶があり、弘法大師が中国から持ち帰った種が蒔かれた場所とは地続きなんですよね。

そもそもチャの木は単一品種で、空気や飛虫などを介しての自然交配するだろうし、昔の人的交流はいまのような県境を意識していなかったろうし、
ということはつまり宇治茶と大和茶の違いを厳密に語るのは難しいんですよね。

静岡の茶業者が提唱した茶ブランドを県域生産にかぎることに宇治茶の業者が抵抗しているのは、このような環境で、
私の家の先祖がしたように奈良で生産した茶を宇治に卸売してたように、
宇治茶はブレンドもして味や品質を守ってきたんですよね。


つまり京都と奈良の県民はおんなじお茶を飲んできた感覚なんですよね。

じつは南山城・月ヶ瀬の県境は三重との県境でもあります。

となると、伊勢茶もね。

各県の特徴ある土壌を活かし、三者の区別とブランド化は平成のごく近年に始まったことなのです。

お茶屋としては不覚でした。

2010年11月 6日 (土)

天平茶会。

遷都祭平城宮跡会場の東院御殿前で
奈良時代のお茶を再現した天平茶を、再現された当時のお点前で戴く、
というイベントに参加しました。

唐の国で陸羽が書いた「茶経」に基づいて、いわば当時の中国の喫茶スタイルの再現でもあります。

映画「レッドクリフ」で小喬がお茶をいれるシーンも「茶経」からの再現だったのですが、似てたかな。

ちなみにあれが時代考証がおかしいのは先述のとおり。

餅茶(へいちゃ)という茶葉を細かくしてお餅のようにつき固めたものを用いられました。
これは思っていたとおりです。
四国方面に伝わる碁石茶や団茶は漬物のようにして作られるお茶ですが、
つき固めて保存がきく形態にしたものとしては、餅茶に通じるものがあり、
現在でも中国大陸ではあるみたいです。
最近実物を見たことがあります。

これら全てに通じる日本人が一人思い浮かびます。
弘法大師さん・空海です。
彼が大陸から持ち帰った種から育った、
仏隆寺のある我が先祖の里に植えられた茶樹から生産された最初のお茶はこの姿だったのでしょう。

餅茶を炙って、砕き、葉と茎をより分け、
今でいう釜のようなものの沸いた湯に入れ、
その上澄みを掬ったものがお茶になります。


お茶もしかりでしたが、お茶うけに出された干し柿にまつわる話、
干し柿の白い粉を掃きあつめたものが、当時の貴重な砂糖がわりだったそうで、なかなか驚きでした。

2009年11月23日 (月)

「伊右衛門・秋の茶会」飲んでます。

いまやコンビニにも並ぶボジョレーヌーボーのその棚に、
この11月に置かれてる「伊右衛門・秋の茶会」。

飲んでます。おいしいです。

475円。通常の伊右衛門に比べたら高いです。
瓶にも書いてますけど、小ぶりの茶碗でちびちび、
shinchaya的には、数日かけてケチケチ飲んでください。
そうやって飲めば475円は安いもんです。
冷たいよりは常温くらいのほうがおいしいと思います。

だいたい、そもそもペットボトル感覚でぐびぐびやって
そのお茶がおいしいかどうかなんかわかるはずありません。
お茶は高貴な都びとやお武家さんが「たしなむ」ような贅沢なものだったのですから
ちびちびやるのが正式なのです。玉露ならいまでもそうです。

ちびちび飲んでも、おいしいかどうかやっぱしわからんひとは、
そもそもお茶の味がわかる舌を持ち得ていらっしゃらないので、
この先高価なお茶買うて飲むとかは、経済的にもお薦めいたしません。

2009年4月24日 (金)

碁石茶。

Goishicha 清水谷高校の裏あたりにある、Kotikazeで、「碁石茶」をいただきました。

四国地方の非常に珍しい民俗茶で
徳島のお茶を扱うお店なので、その縁でラインナップしてるのかな。

茶摘みして、熱い蒸気で茶揉みして、ってことまでは、いわゆる緑茶の製法とおんなじなんですが、
そこから桶に詰めて、「漬け物」にしちゃうんです。
できあがったお茶のかたまりを小片に刻んでできあがりで、
その黒っぽくなった小片を碁石に例えて、この名前があるのです。

中国のプーアル茶同様、発酵させたお茶です。
おいしいお茶を楽しむ、っていうよりか(^^;
発酵して身体によいものが色々できちゃってる健康茶で、
そういう意味では漢方を源とするお茶の流れにあるものといえるのかもしれません。

 

以前、日本のお茶のふるさとは高山寺などの栄西禅師の系統か、
それより昔の大和茶発祥の僕の祖先の地なのか、
言及せず適当に流してしまいましたが、
要するにそれぞれのときに日本にやってきたお茶の種類が違うのです。
もとになる植物としてのチャの木はおんなじなんですけどね。

栄西禅師のお茶の種は、最初はどこに蒔かれたはわかりませんが、
日本の主要な産地が発祥としているエピソードで、
抹茶から現在の煎茶緑茶の普及につながっています。

これに対し、大和茶発祥となる空海が伝えたお茶は「団茶」というもので、
茶揉みしたあと、お餅みたいに臼でついてかためて干したもので、
都度都度要る分を削って湯煎して飲むお茶で、
年月をおいて発酵したものに価値が認められたりで、
おそらく「碁石茶」もこの流れで生まれたものだと思われます。
四国は八十八の霊場をひらいた弘法大師(空海)と縁が深いことも
このお茶に関係あるかもしれません。

空海や最澄がもたらしたであろうこの初期のお茶は、
天皇や貴族にのみ好まれたものの、遣唐使廃止とともに廃れました。
正直、「おいしく」はなかったんですよ、はい。
だから、チャの木としてはたぶん大和茶のほうが歴史が古いんですよ。
その木からつくったお茶を「日本茶」とするのか、
煎茶緑茶を「日本茶」とするのか、
つまりは「日本茶」の発祥は基準を何にするのかで、
あそこや、ここやと意見がわかれてるってことです。

 

さて、碁石茶ですが、煎を重ねるごとに酸味が強くなってきます。
そのまんまいただくのが普通ですが、kotikazeでは
紅茶のようにレモンと、それからハチミツを添えて出してくれます。
香りがついたり、甘みがつくと飲み心地がよくなります。
好みにあわせていただけます。

 

Kotikaze(こちかぜ)

大阪市天王寺区空清町2-22
営業時間: 8:00〜18:30(ラストオーダー)
TEL 06-6766-6505

2009年4月20日 (月)

小喬のお茶@Red Crif Part2。

小喬が曹操にもてなす茶が、赤壁の戦いの流れを左右する。

三国時代には現在の茶樹からなる茶は存在していたみたいやけど、4世紀もあとの唐の時代の陸羽の「茶経」の思想が、どうして小喬の知りうるところなのかは疑問。

てえな、難しいことはさておき、林志玲(Lin Chiling)がお茶のイメージアップしてくれるのが感激。o(≧▽≦)o

お茶屋はいますぐCMにつかえっ!

2009年3月23日 (月)

韓茶。

Korea_tea

茶の伝播は仏教のそれに符合しているのは、
弘法大師が大和の国に持ち込んだにしても、
師・栄西上人から明恵上人が受け継いだかにしても、日本の例からも明白だが、朝鮮半島では、百済が滅びて仏教が廃れ、特に民衆レベルでは茶葉を煎じた茶を飲む習慣が失われ、そのかわりに漢方に通ずる薬草や木の実を煎じたり、果物を漬けたものを湯で溶いて飲む習慣がこれにとってかわって、それが現在に至っている。

そもそも「茶」ということばはいわゆるツバキ科のチャのみならず、
「植物由来のものを煎じた飲み物」を指してもいるし、
チャ自体、もともと漢方の薬草で、この効用を見出した古代中国の神農帝は
あの大阪の冬のお祭り「神農さん」。
まさに薬の神様として祭られていることからもわかる。

そもそも朝鮮半島はチャの樹が生育する北限を超えているのが
チャの茶文化がないホントの理由だと思うのだけれど。

んなわけで、韓茶。コリアタウンの韓茶カフェ「流れる千年」でいただきました。
お店自慢の「十善韓茶」というブレンド茶でしたが、はっきり言うて、漢方の薬湯。
ほな、茶ぁでもしよか、なんて気分でいただくものやないですね。
相手の健康を願って淹れる、かなりかしこまった飲み方、彼国ではしてるのかな。
日本でいえば「茶の湯」の心に近いような気持で。
でも、ユジャチャ(柚子茶)はおいしいね。

高麗王朝伝説のお酒「四香酒(サヒャンジュ)」もいただきました。
ワインのような、というかもっと果実っぽく、あきらかに甘い。

基本的に辛いのばっかし食べてるのかという彼国の食のイメージやけど、
こういうのに出会うと、韓食は幅広いちゅうか、奥が深いですね。

そういえば、「美しき日々」でミンチョル(イ・ビョンホン)とヨンス(チェ・ジウ)が立ち寄ったカウンターだけの食堂は
確か、うどんとか、日本の食べもんばっかしやったの、思いだした。

2009年3月17日 (火)

BLUE SKY LOVE。

綾瀬はるか 「あおかんってなに?」

ぷーっ!
お茶、はいてもうたがな。

綾瀬はるか 「青香ってなに?」

青香、か。(- -;

 

熱で茶葉を揉んで乾燥させてお茶の葉にする(火入れという)のですが、
乾いたあとにに植物らしいアオい香りが残ります。
この段階のお茶を「荒茶(あらちゃ)」というのですが、
この植物らしいアオい香りを「青香」といいます。

煎茶はさらに火入れをすすめて揉んだ葉をさらに針状に仕上げて
葉の長さを整えたもので、この段階では青香はかなり失われます。
さらに火入れをすすめると、こんどは狭山茶のような香ばしさがついてきます。
高山寺習いってやつですね。

2008年8月16日 (土)

伊右衛門サロン。【若干、修正。】

Iemoncafe01_2 三条烏丸に出来た「伊右衛門サロン」に行ってまいりました。

このあたりは京都人やないし、京都に造詣もないのでわからへんのですが、どっちかというとオフィス街なんですかね。
観光客・買い物客の気ままな立ち寄りを意図していない立地という印象を僕はもったんですが、正しいのでしょうか。

福寿園のお店ではなく、サントリーの企てですね。
たぶん申し訳ないですが前者のお茶屋の発想だと
祇園辻利や京はやしやのような、
茶をベースにした流行りのスイーツのカフェになってたんとちゃいますか。
甘いもの目当てで来ると、ちょっと勝手が違うかも。

なんでも、寿司をはじめ、ヘルシーな日本食が流行る欧米なのに、
ヤツらは平気にコーラなんかたのんで、食べ合わせしちゃう、
日本食とともに日本茶がメジャーになれないでいる事情に、
正しい日本文化を伝えんとするサントリーだからがゆえに日の丸的挑戦の一環らしい。

かというて、このお店、
京都にあって、いきなり畳に座ってお箸でいただく「おばんさい」の店ではなく、
日本茶を飲みながらのダイニングカフェ、いや日本茶のスタバといった感じですかね。

日本茶で洋の東西の食べ物をいただく。

「ペットボトル茶的発想」とでもいうべきでしょうね。

あ、でもここお茶はペットボトルじゃないですから。(^^)

他所のお茶カフェと違うのは、
お茶のある生活を提案するような書籍の閲覧と販売、
もちろんイマ風のスタイリッシュな急須やカップも売ってるし、
お茶の葉もある。

お茶の葉の袋の裏を見て、
どうして福寿園のお茶じゃないのかなぁと思う方もおられるでしょうが、
「宇治の露」さんは福寿園さんの製茶をなさってるグループ業者さんですから。
友禅の「千總」のビルにあり、世界観を合わせた千總の
ライフスタイル提案製品がお店の2階にあります。

Iemoncafe02 今回は食事はいたしませんでしたが、
暑い街歩いてきたので、「冷煎茶」を窓際のパソコンカウンターで頂きました。
そーか、お煎茶もこないして飲めばおいしいのか。(^^)

2007年10月26日 (金)

最近飲んだ、茶ドリンク。(2007/10-11)

サントリー 伊右衛門玄米茶500ml PET×24本入伊右衛門の玄米茶、おいしかったです。

でも、味がはっきりしてて、
薄い味付けの和食には不向きかな。
白ご飯だけも、ちょっとアカンかな。
魚料理とか、濃いめの味付けのおかずにはいいと思います。





サントリー リプトン・フランボワーズハニーティー350mlPET×24本入 ラズベリーの酸味と甘みが
オレンジペコの紅茶と相性がいいですね。
ロシアンティーで知られた組み合わせですから、
ハズレなくおいしいです。(^^)

フォトアルバム

早希ちゃん、がんばれっ。

  • ロケみつ 稲垣早希のヨーロッパ横断ブログ旅

関どコ猛虎会。

Cereza関どコ。

ピラティスをはじめよう

認められたい。

twitteます。

Powered by Six Apart
Member since 07/2008